TELOPICTの素材でもそうなんだけど、最初は表示タイミングがばっちりあってたのに、いつの間にかずれちゃって困ってます。。。

動画には「フレームレート」があるって知ってましたか?
TELOPICTの素材ももちろんですが、すべての動画には「フレームレート」というものが設定されています。
動画をただ見ているだけでは特に気になるものではありませんが、編集作業をしているとフレームレートのせいで表示するタイミングがずれてしまうこともあるので、きちんと理解しておきたい要素のひとつです。
フレームレートとは「1秒間に何枚の絵で出来ているか」の数値です。
よく、最近のゲームでは「60fps(エフピーエス)でヌルヌル動く!」などと言ったりしますが60fps=1秒間が60枚の絵で出来ている動画ということになります。
フレームレートは用途によってある程度お決まりがある
映画やアニメ
24fpsが主流になっています。ちなみに、日本のアニメだとさらに「2コマ落とし・3コマ落とし」というような同じ絵を2~3フレーム続けて表示する「リミテッドアニメーション」になっていて、作画を減らすための工夫がされています。
テレビ
日本では30fpsが主流になっています。細かく言うと29.976fpsが使われていることが多いです。欧州では50fpsなどが使われているそうです。日本で一番馴染みのあるフレームレートなのではないでしょうか。
YouTube
YouTubeではアップされた動画にもよるのでまちまちではありますが、日本のクリエイターが作っている動画ではだいたい30fpsが多いのではないでしょうか。一応120fpsというハイスピードにも対応はしているそうですが、動画制作で迷ったら30fpsにしておけば無難でしょう。
ゲームなど
最近のゲームはほぼ60fpsで作られています。また、可変フレームレートと言って処理が重い場所はフレームレートを下げるという仕組みになっていたりします。
ちなみに、パチンコの画面に出てくるド派手な演出などは30fpsが多いです。
TELOPICTの素材はどうなの?
TELOPICT.comの素材は素材ごとのダウンロードページにも表示されていますが、29.976fpsで制作されています。
少し細かい数値なので「?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、前述のとおりテレビでも使用されているフレームレートです。
30fpsにはめ込んでもほぼズレは生じないと言ってもいいでしょう。

フレームレートは途中で変えるとややこしくなる→最初から決め込んで動画を作ろう
フレームレートを途中で変えてタイミングがずれるワケ
【30fpsで1秒】の動画を【60fps】に変換するとします。
すると、60fpsでは1秒に60枚の絵が必要になるので、半分の0.5秒分しか絵がないことになり動画が短くなってしまいます。

30fpsのまま0.5秒の位置に「ドーン!」という効果音を付けていたとします。
これを60fpsに変換してしまうと、効果音をつけたかったタイミングとは図のようにズレが出来てしまいます。

フレームレートは出来るだけ動画制作前に決め込みましょう!
TELOPICTの素材を使ってみよう!
TELOPICT.comは地デジやDVDなどでもよく使われている【フレームレート29.976fps】の素材が沢山あります!
動きのループができる素材もたくさんなので、万が一表示タイミングがずれてしまっても尺が伸ばしやすく便利です。
毎日素材が追加されていますので、是非チェックしてみてくださいね!
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